介護施設では施設の運営形態によっては、毎日レクリエーションが行われています。
このレクリーションは毎日同じ内容で実施するわけにもいきませんので、ある程度内容について考えておく必要があります。
一方で多忙な現場の介護スタッフがこのレクリエーションを考える時間が勤務時間中にあるかどうかでいくと、あまりそういった時間がないケースも多いようです。
そういった時にお勧めなのが、レクリエーションの情報サイトやレクリエーションキットを提供する企業からレクリエーションの内容を活用、購入するという方法です。
特にお勧めなのは下記のサイト、サービスとなります。
■日本レクリエーション協会
■介護レク広場
■レクぽ
など
レクリエーションのアウトソースは介護職員の業務負荷軽減や業務効率化につながるだけでなく、メンタルケアにも良いといわれています。
その理由は2つあります。
1つ目はレクリエーションを常に考え続けなければいけないというプレッシャーからの解放です。
もともと人の生活を支援したい、サポートしたいという志向で働いている介護スタッフにとって、新しいサービスを想像することが得意ではない方々も一定数存在します。
そういった方々にとって毎日何かを考え続けなければいけないといプレッシャーは時には強いストレスにもつながりかねません。
2つ目は新しく楽しいレクリエーションはサービスを受ける高齢者から感謝の言葉をもらいやすいという点です。
施設によっては、毎日同じレクリーションを実施しているとまではいかなくても、通年で見た時に同じようなレクリーションを定期的に実施しているというケースもあるでしょう。
そのサイクルが短いと高齢者から同様のサービスを実施していることへの指摘もあるかもしれません。
高齢者から新しく楽しいレクリエーションを実施することへの感謝の言葉をもらうことは、働く介護スタッフにとってもモチベーションアップにつながることでしょう。
レクリエーションサービスのアウトソースや購入は内容によっては、施設にとってはコストアップにつながるケースもあります。
そのせいでレクリエーションサービスの拡充へ二の足を踏む介護事業者も多いかもしれませんが、全てを自施設の費用で賄う必要はありません。
時には、高齢者やその家族から追加で費用を徴収するにも一つの手です。
いいサービスを提供するのであれば、自信をもって説明をしても全く問題ありません。
また、いいサービスを提供している介護事業者はそれだけ人材も集まりまやすいといわれています。
他事業所との差別化ができたり、自事業所の地域や人の評判にも良い影響が出てくるためです。
レクリエーションのアウトソースは採用活動にもつながる可能性があります。
福祉事業所・介護事業所の人事担当者はぜひ自事業所のレクリエーションについて一度見直してみることをお勧めします。