新潟県のデイサービスでは住宅建設から出る廃材を活用して、デイサービス利用者がコースターをつくり、博物館のカフェスペースで販売しています。
そのコースターは今後ふるさと納税の返礼品にもなる予定だそうです。
この取り組みはデイサービス利用者の普段のレクリエーション自体が、地域経済に貢献する活動になっているといえるでしょう。
デイサービス利用者にとっても地域経済に貢献するという行為は、「人や社会の役に立てる機会」として非常に喜ばれるという話がよく聞かれます。
施設としてもデイサービス利用者が何かの仕事をすることで、事業所の保険外サービスの売上につながる可能性もあります。
保険外サービスの売上があるとその利益を更なるサービス拡充や人員確保に使うことができるでしょう。
また、このデイサービスでの取り組みは、廃材の再利用=ゴミ削減=リサイクルといった事業であることから、「SDGs」に関する取り組みとしても打ち出すことが可能です。
「リサイクル」「SDGs」「地域貢献」などといったキーワードは普段介護業界に興味関心がなかった若年層に、介護業界に興味を持ってもらうためのきっかけとして有効でしょう。
介護業界の人事担当者の皆様も自事業所の取り組みの中で、こういった打ち出し方ができるものがないかをぜひ一度探してみてください。
もしそういった取り組みを今やっていなかったとしても、レクリエーションの一つとして簡単に始められものがないかを検討してみてもいいでしょう。
そうやって見つけた打ち出し方やキーワードはきっと採用活動でも活用することができるでしょう。
【新潟県のコースターをつくっているデイサービスの取り組みの記事は➡】https://www.joetsu.ne.jp/192810