山形県の高校で『介護の仕事はかっこいい』ということを伝える現役介護士による出前授業が行われました。
あらかじめ『介護の仕事はかっこいい』がテーマのプロモーションビデオやポートレートを作成しておき、それを高校生に視聴してもらう内容であることがこの取り組みのポイントの一つです。
動画の視聴はいまや中高生にとってはなじみ深い勉強方法の一つであるため、授業の方法としては有効な施策であると考えられるためです。
このように最近では、中高生へ『福祉の授業』を行う自治体や福祉事業者が増えてきています。
自治体や福祉事業者が中高生への出前授業を積極的に行うのは、業界の就業人口を増やすためです。
中高生が学生時代に介護業界のことを知っていると、それだけ進学先や就職先について考える際に、介護業界のことを選択肢に入れてもらえる可能性が高まるでしょう。
他にはYouTubeやTikTok、Instagramなどで業界の魅力を発信する業界団体も出てきました。
これらはすぐに自事業所の採用活動につながる取り組みではないかもしれませんが、このように業界の就業人口を増やすための種をまいておくことは非常に重要です。
介護業界の人事担当者の皆様も、自事業所の採用活動以外にこういった啓発活動についても検討をいただければと思います。
そういった取り組みは自事業所の採用活動にもいつかきっと返ってくることでしょう。
【山形県の高校での介護士による出前授業の記事は➡】https://www.fnn.jp/articles/-/438389