訪問介護の現場で働く介護士の”働き方”についてのアンケート調査がColibri社で実施されました。
『訪問介護』だけに特化したアンケート調査はなかなか業界内で実施される機会が少ないため、業界の関係者は要チェックのアンケート結果となっています。
注目するべきアンケート結果の内容としては以下の事項があげられます。
① 「直行直帰できていると思いますか?」という質問への回答
はい :60.8%
いいえ:39.2%
② 事務所に行く理由は何ですか?(直帰できない理由)
記録提出 :57.3%
シフト確認 :48.4%
出退勤 :47.0%
利用者様の情報共有:40.3%
③ どのようなシステムを取り入れれば、オンラインに変更できますか?
勤怠管理システム :44.9%
シフト管理ツール :42.3%
計画書作成ツール :27.5%
介護記録システム :26.7%
上記の結果から訪問介護の現場では、勤怠管理システムやオンライン会議システム、介護記録に関わるオンラインシステムなどが導入できると直行直帰がしやすい働き方に変わる可能性があることが分かります。
自宅からの直行直帰ができると、訪問介護の仕事を「仕事とプライベートのバランスが取れるワークライフバランスの良い働き方が可能な職種です」といった打ち出し方が可能になります。
こういった打ち出し方が業界内で増えると、介護業界の世の中の見え方も変わり、訪問介護事業者の採用成功を通じて業界の就業人口が増える可能性もあります。
訪問介護事業を展開する事業者はいま一度どういったシステムが自事業所の現場で導入されているかを確認いただき、訪問介護職員の働き方改革に取り組んでいただければと思います。
【訪問介護の現場で働く介護士へのアンケート調査の結果は➡】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000100118.html