群馬県の福祉人材センターが、介護業界のイメージアップのためにマスコットキャラクターを制作しました。
今後は群馬県内でこのマスコットキャラクターを活用して、福祉・介護業界の魅力発信や広報活動を展開していくとのことです。
いま福祉業界ではこのように正攻法ではなく、人の印象に残るキャッチ―な方法を用いて、業界のPRや採用活動を行う業界団体や事業者が増えてきています。
ここで福祉業界の中で業界のイメージアップのために特徴的な取り組みを行っている事業者の事例について以下に紹介をさせていただきます。
① 事業所のマスコットキャラクターをつくり、ホームページやSNS、LINEスタンプなどで展開する
② 事業所の職員でアイドルグループをつくり、地域向けに音楽活動を行う
③ 地域に根差したスポーツ団体と協業し、特定のスポーツとコラボしたサービス提供やイベントを行う
④ 事業所で介護施設で働く魅力を訴求するPV(ミュージックビデオ)を作成する
⑤ YouTubeショートやTikTokなどの縦型動画SNSで日常的に施設の様子を発信する
⑥ 芸能人を事業所やイベントのPR大使として活用する
⑦ お笑い芸人とコラボして、お笑いに関するレクリエーションやイベントを展開する
⑧ 老若男女楽しめるeスポーツを事業所のサービスやイベントとして提供する
⑨ アパレル企業と連携して、事業所でファッションイベントやランウェイショーを開催する
⑩ 理美容サービス企業と連携して、事業所で化粧やネイルなど、美容に関するイベントを実施する
⑪ 介護ロボットに関するイベントを地域向けに実施する
など
このように工夫次第で介護事業所が地域向けに人の印象に残る形で情報発信する方法はたくさんあるといえるでしょう。
地域の中で介護事業所が認知されると、それだけ地域の人材が事業所を就職の選択肢に入れてもらえる可能性が増えるため、事業所の採用成功にもつながります。
また、こういった取り組みがどんどん増えていくと、世の中からの福祉・介護業界の見え方も変わってくるかもしれません。
福祉・介護業界の経営者・人事担当者はぜひ地域の中でどのような情報発信をすれば、地域の方々に認知してもらえるかということについて改めて企画・検討をいただければと思います。
【群馬県福祉人材センターのマスコットキャラクターの記事は➡】https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/183414