神奈川県の保育施設がコロナ禍で遠足や施設外での体験がしづらくなった自施設の園児に農業体験をしてもらおうと、自ら『イチゴ農園』を始めました。
今後はこういった保育施設が運営する事業の多角化が保育業界のトレンドになっていく可能性があります。
なぜなら保育施設の事業の多角化は、サービスの拡大や売上の向上などの様々なメリットを得られるためです。
保育施設が保育サービス以外の事業を実施する具体的なメリットとしては以下の事項があげられるでしょう。
① 自施設に通う園児向けの保育サービスや教育サービスの拡大ができる
② 遠足や遠出をしなくても園児が特別な体験をすることができる
③ 他の保育施設との差別化ができる
④ 事業の内容によっては地域の方々との触れ合いができる
⑤ 地域の方々との触れ合いを通じて、園児が多世代交流や他文化交流をすることができる
⑥ 事業の内容に応じて、保育業界以外の特定の事業に興味関心がある人材を採用できる可能性がある
⑦ 保育サービス以外で売上が上がる可能性がある
実際にイチゴ農園を運営している保育施設では、イチゴの販売をきっかけに地域住民や地元企業との交流ができているそうです。
地域住民との交流ができると子どもの教育に良いとされている多世代交流ができたり、地域人材の採用につなげたりすることができるようになるでしょう。
保育業界の経営者・人事担当者の皆様はぜひ保育施設で運営する事業の多角化について一度検討をいただければと思います。
保育施設がある地域や場所によって事業の内容については様々な選択肢が考えられることでしょう。
【イチゴ農園を始めた保育事業所の取材記事は➡】https://www.tokyo-np.co.jp/article/223750?rct=kanagawa