東京都で保育士が子どもの面倒を見る託児銭湯が人気となっています。
これは乳幼児の親が入浴中に、銭湯で働く保育士が乳幼児を預かるというサービスです。
普段子育てに集中している親は子どもを預けて安心してゆっくりと銭湯に入れますし、銭湯側もファミリー層を新たな顧客層として迎えることができるため、双方win-winの施策となっているそうです。
また、保育業界にとってもこういったサービスは新たなビジネスチャンスといえるでしょう。
普段の保育施設でのサービス以外に既存の地域の産業とのコラボレーションを通じて、ファミリー層関連の新たなビジネスを展開できる可能性があるためです。
最近では、託児銭湯以外にも保育士がいるカフェや美容室なども増えてきました。
保育施設はこうやって他産業とコラボして得た新たな収益を、新規の保育士の人材確保や保育士の待遇UPにもつなげることが可能です。
地域で一般の方が保育業界にふれる機会が増えると、それだけ保育業界で働く人も増える可能性があります。
ぜひ保育業界の経営者や人事担当者は視野を広げて、他産業とのコラボレーションについて検討をいただければと思います。
【託児銭湯の取材記事は➡】https://www.yomiuri.co.jp/…/news/20221021-OYTNT50214/