和歌山県を中心に複数の事業所を展開する保育園で、乳児向けのアートプログラムが開発されました。
保育園がこのようなアートプログラムを展開するメリットはいくつか考えられますが、主に以下の事項があげられます。
① 乳児期のアートに関わる環境が、子どもの教育や成長にプラス面での効果がある
② アートに関わるプログラムは開発が難しいため、他の保育園とのサービスの差別化ができる
③ アートは汚れたり、素材・道具が必要で、一般家庭では用意が難しいため、保護者に喜ばれる
④ アートに興味関心がある人材を採用できる
特に④については人材不足の保育業界では非常に重要なポイントとなります。
たとえ保育士の資格を持っていなかったとしても、アートプログラムを提供している事業所ですと、新卒採用で美術学部や芸術学部の学生を採用できるかもしれません。
資格については入社前である在学中、もしくは入社後に働きながら取ってもらう形にすれば、人員配置の問題もクリアできるでしょう。
また、中途採用でも福祉業界や保育業界に最初から興味があるわけではなく、美術・芸術分野には興味関心がある人材を採用できるかもしれません。
このようにアートプログラムの事業展開は業界の人材不足を解消する一つの可能性を秘めている取り組みです。
保育業界の経営者・人事担当者は、ぜひ自事業所へのアートプログラムの導入について一度検討をいただければと思います。
【保育園における乳児向けアートプログラムのリリース記事は➡】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000084175.html