愛媛県の就労継続支援B型事業所では、障害者が『職人』としてリフォーム事業に従事しています。
実際のプロの職人が指導者となり、障害者に技術指導を行っています。
障害者の方々は、それぞれの得意分野を生かして活躍をされているとのこと。
障害であることをハンデとせずに、仕事の『質』にもこだわってリフォームの仕事を受けているそうです。
また、愛媛県で近年増え続けている空き家をリフォームすることで障害者向けのグループホームにしたり、法人や個人からのリフォーム依頼も受けているそうです。
この取り組み自体が愛媛県の空き家対策にもつながっており、地域活性化にも貢献できていると評判だそうです。
このように福祉事業所が普段行っている就労支援の取り組みも見方を変えれば、「空き家対策」「SDGs」「地域貢献」などというキーワードに言い換えることが可能となります。
こういったキーワードは福祉業界に興味関心がなかった若年層に、福祉業界に興味を持ってもらうためのきっかけとして有効でしょう。
福祉業界の人事担当者の皆様も自事業所の取り組みの中で、こういった打ち出し方ができるものがないかをぜひ一度探してみてください。
その打ち出し方はきっと採用活動でも使うことができるでしょう。
【愛媛県の「合同会社発達の木」の取り組みの記事は➡】https://mainichi.jp/articles/20220909/k00/00m/040/272000c