美味しいコーヒーを入れる技術を競う『障がい者バリスタ大会』が開催されました。
これはカフェなどで働く障害者がコーヒーを入れる技術を競うコンテストイベントになります。
いま世の中では障害者が働くカフェが多くオープンしており、カフェ=障害者の就労支援の場としての認知も広がってきています。
バリスタという職業に関する技術コンテストは、そういった就労支援を促進するイベントだともいえるでしょう。
単なる就労支援という立て付けではなく、その先の活躍や優れた技術という見せ方は福祉業界にとってはポジティブな露出であるといえます。
また、バリスタに限らず、障害者の技術に関するコンテストは世の中には多く開催されています。
こういった技術コンテストは障害者の技術を可視化し、障害者の就労に関するイメージアップにもつながります。
障害者の技術コンテストへの積極的な参加は、障害者本人だけでなく、業界全体のことを世の中で知ってもらえる機会にもなるのです。
福祉業界のことが世の中で認知されると、それだけ業界で働きたいと考える人も増える可能性が広がります。
障害者施設の経営者や人事担当者の皆様はぜひこういった技術コンテストへの事業所としての積極的な参加を検討いただければと思います。
【障がい者バリスタ大会の取材記事は➡】https://www.khb-tv.co.jp/news/14743757