栃木県にサッカーに特化した放課後等デイサービス「サカフル」がオープンしました。
なぜいま『サッカー』なのでしょうか。
それは『サッカー』をサービスとして活用することは、サービス利用者と事業所の双方にメリットがあるためだと考えられます。
サービス利用者はサッカーというチームで行うスポーツを通じて社会性や協調性を学ぶことができます。
適度な運動は健康面でもいい影響を与えることでしょう。
一方、事業所にとっては、以下の2つのメリットがあるといわれています。
① サッカーという特徴あるサービスを打ち出すことで、他事業所との差別化ができる
② 人材確保の観点において、引退したサッカー選手のセカンドキャリアとしてスポーツ関連の人材を雇用できる
上述した②の事項は事業所にとっては重要なポイントとなります。
障害者施設では、ややもすると人材確保に苦労をしがちであるためです。
そういった時に一定のニーズが見込める求人の出し方ができるということは、採用活動を有利に進めることが可能になります。
世の中にはサッカーやスポーツ関連のサービスに就業中に関われる仕事というのはそこまで多くないため、新卒・中途問わずに求職者を一定数以上確保できる可能性が高くなります。
こういった背景から今後、障害分野ではサッカーのようなスポーツに関連したサービスを提供する事業所が増えていくかもしれません。
福祉業界の経営者・人事担当者はこういった業界の動きについて定期的にチェックしておけるといいでしょう。
【『サカフル』オープンに関するプレスリリースは➡】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000080309.html