神奈川県横浜市泉区で障害者週間に合わせて、障害者福祉事業所を巡ってシールを集める『シールラリーイベント』が実施されます。
このシールイベントは、区内の役所や駅・地区センター・各障害者福祉事業所などでマップ・パンフレットをもらい、その後福祉事業所で商品を買ったり、事業所を複数まわってシールを集めると、参加商品を入手できるというイベントです。
こういったイベントは地域の人が福祉事業所や福祉業界を知るきっかけとなる取り組みです。
また、今回のイベントは福祉業界関係者以外の人でも楽しめるようにゲーム感覚のイベントにしている点が注目すべきポイントであるといえるでしょう。
福祉業界関係者がこういった地域向けイベントを企画する際、「いかに福祉業界以外の人が楽しめるのか」という視点がイベント集客の成否を大きく左右するためです。
地域の人に福祉事業所を知ってもらえると、地域人材が就職・転職をしようと思ったタイミングで福祉事業所を就職の選択肢に入れてもらえる可能性が高まるでしょう。
地域の方にどうすれば事業所に足を運んでもらえるかを企画・検討することは、中長期的には人材確保ができる取り組みへとつながります。
実際に地域向けイベントを定期的に実施することで、そのイベント中やそのイベントの後に事業所を知ってもらえた人材を採用できている福祉事業所が最近では増えてきました。
福祉業界の人事担当者の皆様は、ぜひ地域人材の採用のために採用活動の一環として地域向けイベントについての検討をいただければと思います。
【横浜市泉区の障害者福祉事業所間のシールラリーの記事は➡】https://www.townnews.co.jp/0107/2022/11/03/649317.html