『車いす警備員』という仕事が注目を集めています。
この『車いす警備員』という仕事は、車いすに乗る方々の新しい職種として誕生しました。
特に東京パラリンピックでは、この車いす警備員の活躍がメディアにも取り上げられています。
ただ、東京パラリンピックが終わってからは、なかなか新たな仕事の依頼やメディアへの露出には職種として恵まれていないのが現状です。
通常は新しい”仕事”が世の中に浸透するまでは時間がかかります。
一方で、この浸透スピードを速めるために福祉業界関係者ができることもたくさんあります。
業界関係者としてできることとしては、以下の事項が考えられるでしょう。
① 警備会社へ車いす警備員の就業を打診する
② イベント会社へ車いす警備員への仕事の依頼を打診する
③ 自事業所のWebサイトやSNS、冊子などで車いす警備員の活躍に関する情報発信を行う
④ 各種メディアや業界紙に車いす警備員に関する取材打診を行う
⑤ 行政・自治体・業界団体と連携して、車いす警備員に関する啓発イベントを開催する
また、こういった情報発信は福祉業界自体の認知拡大にもつながるため、採用活動につなげることが可能です。
福祉業界の経営者・人事担当者の皆様は車いすの利用者様に関わる事業を展開している場合には、ぜひ『車いす警備員』に関する情報発信についての企画検討をいただければと思います。
そうした情報発信はきっと新しい仕事を生むだけでなく、自事業所や業界全体へのポジティブなイメージ形成にもつながる取り組みとなることでしょう。
【『車いす警備員』というお仕事の取材記事は➡】https://www.sankei.com/article/20221117-5U6SPQSX6RITFIV4GRTWVIY7CY/