神奈川県の障害者支援事業者が地元のプロフットサルチームと協業した『農福連携』に関する事業を行っています。
この事業ではまずフットサルチームに所属をするスポーツ選手が障害者と共に同施設が運営する農地でサトイモの収穫を行います。
そして、そのサトイモをフットサルのホーム試合の会場で販売するという取り組みです。
こういった収穫から販売までの一気通貫した農福連携に関わる取り組みは福祉事業者だけでなく、スポーツチームにとってもメリットがある取り組みです。
スポーツチームにとってのメリットとしては以下のものが考えられるでしょう。
① 福祉事業者からのスポンサード獲得につながる可能性がある
② スポーツビジネス以外の収益の獲得ができる可能性がある
③ スポーツイベントへの福祉関係者の集客につながる可能性がある
④ スポーツ選手の就業やセカンドキャリアにつながる可能性がある
⑤ 普段から地域に密着した活動をすることで、地域にスポーツチームの存在を認知してもらえる
スポーツチームだけでなく、もちろん福祉事業所にとっても以下のようなメリットが考えられるでしょう。
① スポーツ関連の人材を採用できる可能性がある
② ビジネスとして新たな収益につながる可能性がある
③ スポーツの試合やイベントを通じて地域で福祉事業所の存在を認知してもらえる
福祉事業所の経営者、人事担当者の皆様は地域のスポーツチームとの連携について一度検討をいただければと思います。
【スポーツ団体と農福連携の取り組みを行っている福祉事業所の取材記事は➡】https://www.townnews.co.jp/0608/2022/12/03/654204.html