千葉県が県で働く児童福祉司の確保のために千葉県だけでなく、愛知県でも採用試験会場を設けることが発表されました。
これは千葉県が愛知県内の福祉系大学の学生を採用ターゲットとした際に、愛知県に住む学生が採用試験を受けやすくすることを目的に始める取り組みです。
今回の採用試験会場を増やすという取り組みは自治体が行なっていますが、これは福祉事業者においても見習うべき事例だといえるでしょう。
たとえば、福祉事業者ができる採用選考の会場を増やすための取り組みとしては以下のものがあげられます。
① 採用ターゲットとしている特定の大学、専門学校、高校の近くのレンタルスペースで会社説明会&採用選考会を行う
② 採用ターゲットとしている特定の大学、専門学校、高校の中にある会議室で会社説明会&採用選考会を行う
③ 都心にある福祉事業者が地方で会社説明会を行うことで、上京志向の学生を説明会に呼び込む
④ 地方にある福祉事業者が都心で会社説明会を行うことで、Uターン・Iターン・地方創生・地域活性化などのキーワードに興味がある学生を説明会に呼び込む
このように明確に採用ターゲットが定まっている福祉事業者の皆様はぜひ一度会社説明会や採用選考の会場を自事業所ではなく、採用ターゲットに近いエリアで開催することを検討いただければと思います。
自事業所から離れたエリアでの採用活動は準備に工数がかかるかもしれませんが、事業所内で採用活動を行っていただけではマッチングする機会がなかった人材との出会いがあるかもしれません。
【千葉県の児童福祉司の採用試験会場のエリア拡大の取材記事は➡】https://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/news/20221219-OYTNT50234/