〚介護トピックス〛マッチョな介護会社
いまTwitterなどのSNSやニュースメディアでマッチョな男子がいる介護会社「株式会社ビジョナリー」が話題になっています。
【参考】https://joshi-spa.jp/1097388
こういったポジティブな意味で介護業界が話題になるのは素晴らしいことです。
介護業界にこれまで興味がなかった方がこれをきっかけに興味を持ってくれるかもしれません。
業界としてはこういった取り組みを増やしていきたいですね。
ちなみに当サイトがこの取り組みが素晴らしいと思う点は3点です。
① 業界のポジティブメッセージの発信を行っている点
② 介護×フィットネスという親和性のある仕事を掛け合わせている点
③ 人事的観点で未経験無資格の方でも採用可能な取り組みを行っている点
①業界のポジティブメッセージの発信を行っている点
業界にとってネガティブなニュースも多い中、こういったポジティブなニュースを介護会社から発信することは非常に素晴らしいことです。
個人や行政による発信ももちろん大事かもしれませんが、こういった業界内の企業1社1社の努力によって業界のイメージは形成されているといっても過言ではありません。
最近では業界大手のSOMPOホールディングスが介護職の年収を100万円アップさせると発表して話題になりました。
【参考記事】https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210727-OYT1T50443/
「介護職の年収が今後上がっていくかもしれない」と業界外の方や若い方に知ってもらうだけでもこのニュースは非常に意味があるものだったと思います。
② 介護×フィットネスという親和性のある仕事を掛け合わせている点
介護という仕事は様々な経験を活かすことができるお仕事です。
最近では、元アスリートの方が現役引退後に介護の仕事を始めたり、元飲食店の接客業の方が転職をして介護の仕事を始めたりしています。
人の人生を支え・寄り添う仕事である介護の仕事は、業態にもよりますが、時には体力が必要だったり、コミュニケーションが必要なシチュエーションがあるかもしれません。
経験が活かせるという観点で考えるとフィットネもそのうちの一つといえるでしょう。
フィットネスで鍛えた体力や筋力が介護の仕事に活かされる。
働く人にとっては経験が活かされるだけでなく、仕事もプライベートも充実させることができる素晴らしい取り組みだと思います。
③ 人事的観点で未経験無資格の方でも採用可能な取り組みを行っている点
介護業界は常に人材不足です。
どのようにして人材を採用するかはどの介護会社も頭を悩ませているかと思います。
そのような中、採用成功している会社の取り組みの中で「採用メッセージに他社にはないキャッチ―な取り組みや特徴を打ち出す」というものがあります。
いくつかの事例を下記にご紹介します。
・卓球リハビリをサービスとして打ち出す介護会社が卓球好きな若者の採用に成功
・ペットセラピーをサービスとして打ち出す介護会社がペット好きな若者の採用に成功
・トラベルヘルパーという旅行やお出かけに特化した介護職を多数抱える介護会社が旅行好きな若者の採用に成功
など
「株式会社ビジョナリー」 もフィットネス好きな若者を採用できるポテンシャルを持っている会社といえるでしょう。
こういった取り組みは未経験無資格の方を業界に呼び込むことが可能な素晴らしい取り組みであるといえます。
業界へのポジティブな取り組み、情報発信を続ける「株式会社ビジョナリー」を当サイトも応援していきたいと思います。
ぜひ当サイトを見ている皆様の会社でも一度こういったことができないかということをご検討ください。
自分たち自身では普通のことだと思っている取り組みが実は意外なヒントになったりするかもしれません。