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このページでは、福祉業界の「介護」に関わるニュースを紹介していきます
■本ページのアジェンダ
・介護業界の週ごとの注目ニュース一覧
2026年8月31日~9月6日の注目ニュース

介護業界の人事・採用担当の皆様、日々の採用活動や職員のフォロー、本当にお疲れ様です。業界全体で深刻な人手不足が続く中、「どうすれば自社に合った人材を採用できるのか」「今いる大切な職員に、長くやりがいを持って働いてもらうには何が必要か」と頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、介護業界の最前線で起きている人事・採用・労務マネジメントに関する今週の注目ニュースを5つ厳選してお届けします。
国の表彰を受けた業務効率化の実例から、離職ゼロを実現した施設の組織改革、さらにはAIを活用した最新の働き方改革まで、明日からの採用・定着活動にすぐ活かせる「ベストプラクティス」をまとめました。自社の労働環境をより良くし、採用を成功に導くためのヒントとして、ぜひご活用ください。
① 働きやすい職場づくりの総理大臣表彰に居宅介護支援 高市首相、生産性向上の「評価を検討」
URL:https://www.joint-kaigo.com/articles/48369/
■ 記事の要約
政府が主催する「介護職員の働きやすい職場環境づくり」表彰式にて、茨城県の「おはなリハケアマネステーション」が内閣総理大臣表彰を受賞しました。音声入力システムの全面導入やRPA(パソコン作業の自動化)の運用により、深刻な課題であるデスクワークの大幅な効率化を実現した点が評価されています。高市首相は次期介護報酬改定に向け、こうした生産性向上の取り組みへの評価と介護従事者の処遇改善をあわせて検討すると明言しました。
■ 人事担当者にとっての学び
テクノロジーの導入による業務効率化は、現場の負担軽減にとどまらず、国の方針として今後の報酬や処遇改善加算に直結する重要な経営イシューとなっています。採用市場においても、「残業が当たり前」の施設と「IT化で定時退社を推進している」施設では、求職者(特に若手や中堅層)の応募率に圧倒的な差が生まれます。人事として、DX推進は「最強の採用・定着ツール」であるという認識を持つべきです。
■ 自分の事業所で検討できること
まずは現場の記録業務において、スマートフォンやタブレットの「音声入力機能」を活用する小規模なトライアルから提案してみてはいかがでしょうか。同時に、求人票や採用サイトの福利厚生・環境欄に「記録業務のIT化を推進中」「残業削減に向けたシステム導入を実施」といった具体的なテキストを追記することで、求職者へ労働環境改善への本気度をアピールできます。
② 第5回全国老人福祉施設大会・研究会議 ~JSフェスティバルin徳島~を2026年11月26日(木)~ 11月27日(金)に開催
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000047239.html
■ 記事の要約
全国老人福祉施設協議会が、2026年11月に徳島県で大規模な大会・研究会議を開催します。特養の約半数が赤字に陥り、深刻な人手不足と物価高騰が続く中、地域に必要なサービスを継続するための「生き残り戦略」が主要テーマです。プログラムには、社会保険労務士を交えた「誰もが笑顔で働ける職場づくり」や、外国人介護人材に関する相談ブースなど、人事労務の最前線に触れられる内容が多数組み込まれています。
■ 人事担当者にとっての学び
業界全体がかつてない厳しい経営環境に直面する中、自社単独のノウハウだけで採用難・定着難を乗り切ることは困難です。他法人がどのように多様な人材(外国人材、シニア、時短勤務者など)を受け入れ、トラブルを乗り越えて「働きやすい職場」を構築しているのか、リアルな一次情報に触れることが人事業務の解像度を飛躍的に高めます。社外のベストプラクティスを貪欲に学ぶ姿勢が、自社を救う一手になります。
■ 自分の事業所で検討できること
本大会へのオンライン(オンデマンド)参加を法人として検討し、特に人事・採用に関わるセッションを社内のチームで視聴する時間を設けるのが有効です。また、外国人材の受け入れや多様な働き方の推進について、視聴後に現場リーダーを交えたブレスト会議を実施し、「もし自社でやるとしたら、どの部署から始められるか」を具体的に議論するきっかけ作りに活用できます。
③ 学研ココファンがグループのオンライン資格講座を全従業員に無償提供、介護人材育成を推進
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000009357.000002535.html
■ 記事の要約
学研グループで高齢者支援事業を展開する学研ココファンが、全従業員を対象にグループ会社のオンライン資格学習サービス「Shikaku Pass」の『介護福祉士最速コース』(通常39,600円)を無償で提供開始しました。スマートフォンからスキマ時間で動画講義や過去問演習ができる環境を整え、会社が費用を全額負担することで、従業員の国家資格取得と中長期的なキャリア形成を強力に後押しする取り組みです。
■ 人事担当者にとっての学び
従業員への教育投資を「目に見える形の福利厚生」として提示することは、非常に効果的なリテンション(離職防止)策です。会社が自分の成長を金銭的・環境的に支援してくれるという事実は、従業員のエンゲージメントを高く保ちます。また、採用面接において未経験者やキャリアアップ志向の求職者に対し「ウチに入れば確実に成長できる」という強烈な動機付け(アトラクト)の武器となります。
■ 自分の事業所で検討できること
既存の「資格取得支援制度(合格時の受験料負担など)」をさらに一歩進め、学習プロセスの支援ができないか検討してみてください。安価な介護系eラーニングの法人契約や、市販のテキスト代補助など、予算内でできることは多数あります。同時に、採用ホームページの募集要項に「資格取得支援あり」という曖昧な表現ではなく、「〇〇講座の受講費用を全額会社負担」とリアルな情報を記載して他社と差別化を図りましょう。
④ 北海道 社会福祉法人 さつき会 鷹栖町デイサービスセンター はぴねす 経営感覚をスタッフがつかみ 輝ける職場でさらなる飛躍を
URL:https://roushikyo-digital.com/sx/sx-20155/
■ 記事の要約
稼働率の低迷に苦しんでいた北海道のデイサービス「はぴねす」が、全国老施協の経営改善支援プログラムを通じてV字回復を果たした実践事例です。「ケアマネからの依頼を断らない」「稼働率は最低100%を目指す」という不退転の覚悟を掲げ、スタッフ全員に経営数値を共有しました。結果、利益が大幅に改善しただけでなく、職員が自発的にサービス向上に取り組むようになり、「2年連続で離職者ゼロ」という驚異的な職場環境を実現しています。
■ 人事担当者にとっての学び
「現場が忙しくなると職員が辞める」というのは人事の固定観念に過ぎません。目標となる経営数値を透明化し、「なぜこの稼働率が必要で、それが職員の待遇向上にどう繋がるのか」という腹落ちがあれば、現場は自律的に動きます。やらされ仕事ではなく、自分たちの工夫で事業所を良くしているという手触り感(裁量)こそが、最高の定着施策であることをこの事例は証明しています。
■ 自分の事業所で検討できること
現場の管理者やリーダー層を集め、自事業所の「稼働率と収支(および処遇改善加算)」の連動について勉強会を開催することをおすすめします。トップダウンで指示するのではなく、「利用者を増やすために現場の目線で何ができるか」をボトムアップで考えるプロジェクトチームを発足させることで、次世代のリーダー育成にも直結します。
⑤ 介護施設「わかたけ新子安」にて AI顔認証を活用した見守り支援システムの運用を開始
URL:https://www.nttdata-luweave.com/news/2026/0901.html
■ 記事の要約
若竹大寿会が新たに開設した特別養護老人ホーム「わかたけ新子安」において、NTTデータ ルウィーブ等が連携し、AI顔認証を用いた見守り支援システム「FaceMe Security」が導入されました。徘徊や離設リスクのある利用者の移動をカメラが自動検知し、職員のスマートフォンへリアルタイムで通知する仕組みです。利用者の「自由と安心」を両立させながら、職員の常時見守りによる精神的・肉体的負担を大幅に削減します。
■ 人事担当者にとっての学び
介護現場において「いつ事故が起きるかわからない」というプレッシャーは、職員の心身を削り、早期離職の大きな引き金となります。テクノロジーを活用してこの心理的負担を取り除くことは、直接的な労働環境の改善(働き方改革)です。最新設備への投資は「スタッフを守るための投資」であり、デジタルに抵抗のない若手人材を採用する際の、最もわかりやすい自社アピールポイントとなります。
■ 自分の事業所で検討できること
自社の夜勤担当者やフロアリーダーにヒアリングを行い、「最も心理的負担を感じている見守り業務」がどこにあるかを洗い出してみましょう。その上で、AIカメラや見守りセンサー導入に向けた自治体の補助金(介護ロボット・ICT導入支援事業など)の要件をリサーチし、経営陣に対して「離職防止策としてのテクノロジー投資」という切り口で提案書を作成してみてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか。今週のニュースから見えてくるのは、テクノロジーを活用した「現場の負担軽減」や、全社的な「経営数値の共有」、そして手厚い「資格取得支援」といった労働環境の改善が、そのまま最も強力な採用・定着の武器になるという事実です。
現在の採用活動は、ただ求人票を魅力的に書くだけの時代から、働きやすい環境そのものをデザインし、社外へ発信する時代へと変化しています。初めから大規模なシステム導入や制度改革を行う必要はありません。今回ご紹介した他社事例の中で、自社で取り入れられそうな「小さな一歩」からぜひ検討してみてください。
人事の皆様の熱意と地道な取り組みが実を結び、素晴らしい人材との出会いや、職員の笑顔が溢れる職場づくりへと繋がることを応援しております。
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2026年8月24日~8月30日の注目ニュース

自社の労働力不足に頭を悩ませていませんか? 深刻化する介護業界の人手不足に対応するため、今、各社が採用方法や職場環境の改善に向けて多様なアプローチを打ち出しています。
本記事では、今週注目を集めた介護業界の人事・採用に関するニュースを5つ厳選してお届けします。 最新のトレンドや他社の成功事例、そして自社の採用活動や離職防止策にすぐに活かせるベストプラクティスを、人事担当者の視点から分かりやすく解説します。
採用成功と強い組織づくりに向けたヒントが、きっと見つかるはずです。
① 株式会社楽坊:スキマバイト「パワフルWORKs」働き手向けサイト新設
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000188.000068701.html
■ 記事の要約
創生会グループの株式会社楽坊が、地域の人材が1日数時間から介護や家事代行に参加できるスポットワーク(スキマバイト)専用サイト「パワフルWORKs」を新設しました。資格や経験がなくても、学生からシニアまで幅広い層が空き時間を利用して介護現場に関われる仕組みを構築。食事の配膳や清掃といった介護助手業務を切り出すことで、現場の専門職員がケアに注力できる環境づくりと、潜在的な人材の掘り起こしを両立させています。
■ 人事担当者にとっての学び
「フルタイムの専門職」という従来の採用枠組みにとらわれず、「地域の潜在層(シニア、主婦、学生)」を新たな労働力として巻き込む柔軟なアプローチが非常に参考になります。スポットワークを活用することで、採用のハードルを劇的に下げつつ、既存職員の業務負担を軽減する「業務の切り分け」が採用活動とセットになっている点が重要です。多様な働き方を提供することが、結果として現場の定着率向上にも繋がります。
■ 自分の事業所で検討できること
まずは自社の業務を棚卸しし、「無資格・未経験でも数時間から任せられる業務(清掃、配膳、見守りなど)」がないかを洗い出してみましょう。その上で、スポットワークのプラットフォーム活用や、近隣のシニア層・主婦層に向けた「数時間からの時短勤務」の求人を検討することが有効です。敷居を下げてまずは現場を体験してもらうことで、将来的な長期雇用へと繋げる導線作りにもなります。
② ニチイ学館:訪問介護スタッフの猛暑対策として「空調ベスト」導入
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000161.000080749.html
■ 記事の要約
株式会社ニチイ学館は、訪問介護スタッフの移動時の過酷な猛暑対策として「ファン付き空調ベスト」を全国各地の事業所に導入しました。これは、現場の声を拾い上げ、スタッフの負担軽減とテクノロジー活用を推進する社内組織「GENBA SMILE Lab」の取り組みによるものです。複数製品の比較・検証を現場スタッフと共に行い、働きやすさと安全性の向上を実現しています。
■ 人事担当者にとっての学び
従業員の離職を防ぎ、定着率を高めるためには、「現場の小さな不満や要望に迅速かつ具体的に応えること」が何よりも大切だという基本を改めて学べます。特に気候変動による過酷な労働環境に対して、会社が費用をかけて設備(空調服)を投資する姿勢は、従業員満足度(ES)に直結します。現場の声を仕組みとして吸い上げる組織づくりは、人事としてぜひ取り入れたいベストプラクティスです。
■ 自分の事業所で検討できること
日々の面談やアンケートを通じて、従業員が「今一番負担に感じていること」をヒアリングする機会を設けてみてはいかがでしょうか。大掛かりな制度改定だけでなく、制服の改善、休憩室の環境整備、便利な備品の導入など、現場レベルですぐに解決できるハード面の投資を検討しましょう。「会社は自分たちの声を聞いて改善してくれる」という信頼感が、組織の強さに繋がります。
③ SNSで大バズり!フォロワー81万人超えの介護施設が届ける「楽しすぎるレクリエーション」の秘密
URL: https://www.fnn.jp/articles/-/1100361?display=full
■ 記事の要約
宮崎県都城市のデイサービス「リハシャインみやこんじょ」が、アイデア満載のレクリエーションの様子をInstagramで発信し、総フォロワー数81万人を超える大反響を呼んでいます。注目すべきは、スタッフの負担を減らすため「準備作業は開始数十分前のみ」とルール化している点です。「介護=きつい」というイメージを覆す楽しそうな現場の雰囲気が、利用者だけでなくスタッフ自身のやりがいにも繋がっています。
■ 人事担当者にとっての学び
「自社の魅力的な社風や現場のリアルな雰囲気」を外部に発信することが、最強の採用広報になるという好例です。文字だけでは伝わりにくい「楽しさ」や「やりがい」をSNSの動画で可視化することで、求職者に安心感を与え、自然な惹きつけ(プル型採用)が可能になります。また、新しい取り組みを始める際に「スタッフの業務負担を増やさないルール作り」を徹底している点は、人事企画において非常に重要です。
■ 自分の事業所で検討できること
自社の「強み」や「現場の温かい雰囲気」を伝えるために、SNS(InstagramやTikTokなど)を活用した採用広報を検討してみましょう。その際、一部のスタッフに負担が偏らないよう、更新頻度や作業時間のルールを明確に定めることが継続のコツです。社内の何気ない日常や、スタッフの笑顔を発信するだけでも、求職者に対する大きな安心材料となります。
④ scoville:介護特化型AI「noman」でケアマネの残業減・有給増
URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000049236.html
■ 記事の要約
株式会社scovilleの介護特化型AI「noman」が厚労省の実証事業で成果を上げました。居宅介護支援事業所での導入により、ケアマネジャーの会議録等の作成時間が大幅に短縮され、残業なしの職員割合が大きく改善。有給取得率も2.5倍となり、「記録を家に持ち帰る心理的負担」が解消されたことが報告されています。さらに、創出された時間で1人あたりの担当件数増加や広報活動の強化も実現しています。
■ 人事担当者にとっての学び
「心理的負担の大きい間接業務(記録・事務)」をテクノロジーで解決することは、単なる生産性向上にとどまらず、強力な採用・定着ツールになります。AIを活用して「持ち帰り仕事ゼロ」「残業ゼロ」を実現しているという事実は、求職者にとって非常に魅力的な条件です。人事として、テクノロジー投資による働きやすさの向上が、結果的に採用コストの削減と売上向上に直結することを理解しておく必要があります。
■ 自分の事業所で検討できること
現場の職員が最もストレスを感じている「書類作成」や「記録業務」について、AIや音声入力ツールの導入で効率化できないかリサーチしてみましょう。効率化によって生まれた時間を、職員の有給取得や新規利用者の対応など、どのように再分配するか(働きやすさ重視か、売上拡大か)を経営層とすり合わせ、それを採用サイトで強力にアピールすることをおすすめします。
⑤ SOMPOケア:介護経営の伴走支援をサブスクで展開
URL: https://www.joint-kaigo.com/articles/48310/
■ 記事の要約
SOMPOケアグループは、介護事業者向けの「伴走支援サービス」を今秋から月額定額制(サブスク)で開始します。人材不足や物価高といった複雑な経営課題に対し、同社が培ってきた実践知をもとに、テクノロジー活用、人材育成、業務改善などをワンストップでサポートする仕組みです。介護ソフト大手のエヌ・デーソフトウェアの基盤も活かし、中小事業者の持続可能な運営を支援します。
■ 人事担当者にとっての学び
採用や人材育成、DX推進といった課題は複雑に絡み合っており、自社の人事部門だけで解決しようと抱え込む必要はないという気づきが得られます。業界大手の成功ノウハウや外部の専門家リソースを、サブスクという形で手軽に活用できる時代になっています。自社のリソース不足を補うために、適切な外部パートナーを見極めて活用していくことも、戦略的な人事担当者に求められる重要なスキルです。
■ 自分の事業所で検討できること
自社の人事・採用課題のうち、「自力で解決できること」と「外部の知見を借りるべきこと」を仕分けしてみましょう。特に、自社にノウハウがない最新テクノロジーの導入や、体系的な人材育成プログラムの構築などは、このような伴走支援サービスやコンサルティングの活用を検討する価値があります。情報収集の一環として、外部サービスの資料請求や相談窓口を利用してみるのも一つの手です。
いかがでしたでしょうか。 今週の介護業界ニュースから見えてきたのは、人材獲得競争を勝ち抜くためには「これまでのやり方にとらわれない柔軟な発想」が必要だということです。
スキマバイトの活用による潜在層の掘り起こしや、SNSでのオープンな社風の発信、そしてテクノロジーを活用した大胆な業務負担の軽減など、各社の取り組みには多くのヒントが隠されていました。
採用活動とは、単に人を集めることだけではなく、「今の従業員が働きやすい環境を作ること」と表裏一体です。現場の小さな声を拾い上げ、環境を改善していく姿勢こそが、結果として強い組織を作り、新しい仲間を惹きつける力になります。 これらの他社事例を参考に、ぜひ自社の採用や人事のベストプラクティスを見つけてみてください。
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2026年8月17日~8月23日の注目ニュース

介護業界における慢性的な労働力不足に直面し、「なんとか採用を成功させて会社に貢献したい」と奮闘されている人事担当者様も多いのではないでしょうか。従来の採用手法だけではなかなか人が集まらず、業界の最新トレンドや他社の成功事例を学んで、自社の採用活動に活かしたいとお考えかもしれません。
本記事では、今週注目度が高かった介護業界の人事・採用に関するニュースを5つ厳選して解説します。
採用市場における経験者層のリアルな動向データから、現場の負担を劇的に減らすAIテクノロジーの導入事例、そしてミスマッチを防ぐ「働いてから決める採用」という新しい仕組みまで、人事として成長するためのヒントが詰まったトピックスばかりです。
明日から自社の事業所で検討できる具体的なアイデアも合わせてご紹介していますので、人事・採用のベストプラクティスを見つけるための参考にしてください。
① 高齢者住宅新聞主催 リアルイベント「第3回 介護経営者カンファレンス」9月16日開催
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000103509.html
■ 記事の要約
2026年9月16日に東京都内で、介護業界専門紙を発行する高齢者住宅新聞社が主催する「第3回 介護経営者カンファレンス」が開催されるというニュースです。介護保険制度の改正、慢性的な人材不足、AIやDXの活用、外国人材の増加など、今後の介護経営において避けては通れない重要テーマが網羅されています。行政担当者や有識者、医療・介護業界のトップらが登壇し、全12のセミナーや座談会が実施されます。さらに会場には、最新の介護ソリューションを紹介する展示ブースや、人材不足対応をテーマとした「カイテク介護フェスタ」も併設されるため、経営層だけでなく現場の課題解決に取り組む担当者にとっても、最新情報が結集する場となっています。
■ 人事担当者にとっての学び
介護業界における採用や定着の課題は、もはや単なる「人手不足」という現場の枠を超え、経営戦略そのものと直結しています。2027年度の制度改正や最新テクノロジーの動向など、外部環境の大きな変化をいち早く捉えることは、中長期的な採用計画を策定するうえで不可欠です。本イベントのような場を活用し、他社の成功事例や業界全体のトレンドを俯瞰的にインプットすることで、自社の採用活動において「どのような人材が必要なのか」「どのような労働環境を用意すべきか」という説得力のある戦略を描くことができます。視野を広く持ち、採用市場における自社の立ち位置を客観的に見つめ直すことが、採用成功への大きな一歩となります。
■ 自分の事業所で検討できること
まずは、こうした業界カンファレンスや外部セミナーへの積極的な参加を社内で検討してみてください。もし直接足を運ぶことが難しい場合でも、イベントのプログラムで取り上げられている「外国人スタッフの育成」や「生産性向上のためのDX」といったキーワードを抽出し、現在の自社の課題と照らし合わせてみましょう。得られた知見を社内の会議で共有し、具体的な採用ターゲットの見直しや、現場の業務改善について議論を始めることが、組織の魅力を高め、結果として採用力の強化へと繋がります。
②「介護職転職にみる人材循環の実態」——エッセンシャルワーカー採用研究所、第3弾レポートを発行
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000048655.html
■ 記事の要約
株式会社プレックスが設立したエッセンシャルワーカー採用研究所による、介護職転職市場の一次データを分析したレポートです。調査の結果、介護職へ転職する人の68.4%が前職でも介護・医療職を経験していることが明らかになりました。「未経験から介護へ」という流れは現状では限定的であり、転職市場で実際に動いているのは大半が「経験者」です。また、介護求人は年齢の上限が最も広く(中央値59歳)、門戸は広く開かれているものの、求職者側との間にギャップが存在していることも示唆されており、これまでの採用戦略の前提を問い直す重要なデータとなっています。
■ 人事担当者にとっての学び
慢性的な人材不足を解消するために、広く「未経験歓迎」と打ち出して求人募集をかける手法は定番ですが、このデータは「実際に転職活動をしている層の多くは経験者である」というシビアな現実を突きつけています。ターゲットの解像度を上げ、即戦力となる経験者層が転職において何を求めているのか(給与などの処遇改善、人間関係の悩み、組織理念への共感など)を正確に把握する必要があります。ターゲットのニーズに合致した的確なメッセージを発信することが、数ある求人の中から自社を選んでもらうための鍵となります。
■ 自分の事業所で検討できること
現在出稿している求人票や採用サイトのメッセージを直ちに見直してみましょう。「誰でも歓迎」といった曖昧な表現に終始するのではなく、他施設で経験を積んだ方が「この施設なら自分のこれまでの経験が活かせる」「以前の職場で抱えていた悩みがここでは解決できる」と思えるような、自社ならではの強みを具体的に言語化することが重要です。また、年齢上限の広さを活かし、経験豊富なベテラン層を積極的に取り込むための専用の採用アプローチや、柔軟な働き方の提示を検討する余地もあります。
③ 【介護派遣から直接雇用への移行実態を分析】約900人の就業データから、転換時期は3か月未満から2年以上まで幅広く分布
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000491.000011666.html
■ 記事の要約
総合人材サービスの株式会社ネオキャリアが、介護派遣から直接雇用へ転換したスタッフ約900人の就業データを分析した結果です。直接雇用へ切り替わるまでの平均就業期間は約1年3ヶ月(474日)でした。約6割が1年以内に移行する一方で、2年以上派遣として働いてから直接雇用へ転換したケースも21.6%存在しました。この結果から、派遣就業という働き方が、単なる短期的な人員補充の手段ではなく、双方が実際の業務を通じて職場環境への理解を深め、納得感を高めてから直接雇用へ移行するための「採用プロセスの一つ」として活用されている実態が浮き彫りになりました。
■ 人事担当者にとっての学び
採用活動において最も避けるべきリスクは、入職後のミスマッチによる「早期離職」です。人材が定着しなければ、採用コストがかさむだけでなく現場の疲弊も招きます。この調査データは、求職者側も「本当にこの施設で長く働けるか」を非常に慎重に見極めていることを示しています。採用を急ぐあまり性急に直接雇用を迫るのではなく、派遣や有期雇用といった形態をうまく活用し、お互いの納得感をじっくりと高めていくアプローチも、結果的に離職を防ぎ、長く活躍できる人材を確保するための有効な戦略になり得るという視点が得られます。
■ 自分の事業所で検討できること
自社で現在派遣スタッフを受け入れている場合、彼らを「一時的な人員」として扱うのではなく、「未来の重要な直接雇用候補」として捉え、丁寧にコミュニケーションを取る仕組みを見直しましょう。また、新規の採用面接において、スキルや適性に迷いが生じた応募者に対しては、まずは紹介予定派遣やトライアル期間を設けた有期雇用を提案するなど、柔軟な採用手法を自社の制度に取り入れられないか検討してみてください。双方が安心して働ける仕組みづくりが、結果的に定着率の向上に繋がります。
④ 「働いてから決める採用」を介護領域へ KANTAN!、2026年9月より介護職求人の掲載を開始
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000181025.html
■ 記事の要約
株式会社カンタンが運営するマッチングサービス「KANTAN!」が、2026年9月より介護職求人の掲載を開始するというニュースです。同サービスの最大の特徴は「働いてから決める採用(ナラシワーク)」という新しい概念の提案です。履歴書と短い面接だけで採用を判断する従来の手法とは異なり、まずは「スポット勤務」という形で実際の現場で働き、お互いに人間関係や仕事の進め方を確認し合います。その上で、双方が希望すれば本格的な採用へと進むことができるため、採用ミスマッチを根絶するための新しい選択肢として現場から高い期待を集めています。
■ 人事担当者にとっての学び
求職者が転職時に最も不安に感じるのは、「現場の人間関係はどうか」「十分な教育体制は整っているか」といった、面接だけでは決して見えないリアルな実態です。この見えない不安を解消し、心理的ハードルを下げるアプローチは、今後の採用活動において非常に強力な武器となります。「まずはお互いを知るために一緒に働いてみる」という透明性の高いスタンスは、求職者に対して誠実な企業姿勢をアピールすることに繋がり、他社との差別化や企業のイメージアップに直結します。
■ 自分の事業所で検討できること
すぐに新しい外部サービスを導入せずとも、「働いてから決める」という考え方のエッセンスは自社の採用フローに応用可能です。例えば、最終面接の前に「半日職場体験」や「現場スタッフとのカジュアルな座談会」をプロセスに組み込むことが考えられます。また、人手不足の解消手段としてスポットワーカーを単発で受け入れている事業所であれば、そこから直接雇用へと繋げるための声かけのルールや、評価基準を社内で整備し、「お試し就業からの採用ルート」を確立させる仕組みづくりを検討してみましょう。
⑤ 介護を変える! 現場発のAI見守りシステム
URL:https://rkb.jp/contents/202608/203135/
■ 記事の要約
熊本県の介護施設がITスタートアップ企業と共同開発した、AI見守りシステム「ミモリック」の導入事例を紹介する記事です。限られた人数で多くの入居者を見守る夜勤の負担を減らすため、カメラとAIが入居者の起き上がり動作を検知し、転倒を未然に防ぐ仕組みを構築しました。導入後は夜間の不要な訪室回数が約70%も削減され、スタッフの精神的・肉体的な負担が劇的に軽減されました。これにより「走り回る介護」から「寄り添う介護」へと変化し、経験の浅い職員も安心して働ける環境が実現し、スタッフの定着にも大きく貢献しています。
■ 人事担当者にとっての学び
「労働環境の抜本的な改善」こそが、最も強力な採用コンテンツになることを実感させられる好事例です。人事担当者は給与や休日の条件調整ばかりに目が行きがちですが、本質的な人手不足解消には、現場の重労働を取り除くテクノロジーへの投資が不可欠です。AIやDXを活用して「スタッフの安全と働きやすさを守る姿勢」を具体的なシステムとして明示できれば、それは求職者にとって絶大な安心感となり、採用市場において他社との強力な差別化ポイントになります。
■ 自分の事業所で検討できること
自社の現場において、スタッフの負担となっている業務(特に夜勤の巡回、見守り、介護記録の作成など)を改めてヒアリングし、IT技術やセンサー導入による解決策がないか情報収集を行いましょう。もし、すでに何らかのシステムを導入している場合は、それが「スタッフの働きやすさ」にどう繋がっているのかを具体的なデータ(業務時間の削減率など)と共に言語化し、求人票や採用サイトのPR文として大々的にアピールしていくべきです。現場の負担軽減への取り組みは、最高の採用メッセージになります。
いかがでしたでしょうか。今回は、介護業界の人事・採用関連で注目すべき5つの最新ニュースを解説しました。
データを読み解くと、採用活動のターゲットは「未経験者」よりも「経験者」が中心になっている現実や、派遣就業を「お互いを知るためのプロセス」として有効活用している実態が見えてきました。また、人手不足の根本的な解決には、現場の負担を取り除くテクノロジー(AI見守りシステムなど)の導入による労働環境の改善が必要不可欠です。
新しい情報に触れ、積極的に学ぼうとする人事担当者の存在は、企業にとって大きな財産です。採用活動を通じて組織全体のパフォーマンスを向上させ、企業のイメージアップを図るために、今回のニュースで得たヒントをぜひ実務に活かしてください。
まずは気になった事例について、経営層や現場責任者と情報共有するところから始めてみてはいかがでしょうか。次なる採用成功に向けて、本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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2026年8月10日~8月16日の注目ニュース

介護業界における人事・採用ご担当者の皆様、日々の業務、本当にお疲れ様です。
現在、自社の深刻な労働力不足に直面し、「求人を出してもなかなか応募が集まらない」「せっかく採用しても、現場の負担が大きく早期離職に繋がってしまう」と、粘り強く課題と向き合われているご担当者様も多いのではないでしょうか。
採用活動を通じて会社に貢献し、ご自身も人事のプロフェッショナルとしてさらに成長していきたい——。そうした前向きな熱意を持って、最新のトレンドや他社事例から学ぼうとする姿勢は、これからの時代を生き抜く事業所にとって最大の武器となります。
本記事では、「介護業界の人事・採用」に関する今週の注目ニュースを5つ厳選してお届けします。業界の最新動向はもちろん、明日から自社の採用活動や離職防止策にすぐ活かせる具体的なベストプラクティスを人事目線で分かりやすく解説しています。貴社の採用成功を掴むためのヒントとして、ぜひ最後までご覧ください。
① CareTEX東京で合同会社福祉人事が採用ノウハウを講演!最新介護テックも必見
URL: https://summer.caretex.jp
■ 記事の要約
東京ビッグサイトで8/19~21に開催される、介護業界日本最大級の商談型展示会「CareTEX東京【夏】」の案内です。介護用品からリハビリ機器、見守りシステムや人事・労務管理などの介護テクノロジーまで、現場の課題解決に役立つ最新サービスが一堂に集結します。また、業界の第一線で活躍する専門家を招いた専門セミナーも同時開催され、最先端の知見を直接学ぶことができる貴重な機会となっています。
■ 人事担当者にとっての学び
深刻な労働力不足を乗り越えるためには、テクノロジーの活用と最新の採用ノウハウのインプットが必要不可欠です。本展示会では、経理・人事・総務支援ゾーンにおいてバックオフィスのDX推進ツールを比較検討できるだけでなく、専門セミナーを通じて実践的な知識を得られます。合同会社福祉人事も登壇し、介護業界に特化した「採用ノウハウ」についての講演を行います。採用難の時代において、求職者に選ばれる法人の作り方や、具体的な採用戦略のベストプラクティスを直接吸収できる絶好のチャンスと言えます。
■ 自分の事業所で検討できること
まずは経営層や現場の管理者とともに展示会へ足を運び、自社の課題(離職防止、業務効率化など)に合致するシステムがないかリサーチしてみましょう。同時に、合同会社福祉人事が発信する最新の採用ノウハウセミナーを受講し、自社の採用フローや求人原稿の訴求ポイントにどう組み込めるか、社内で持ち帰り協議する場を設けることもお勧めします。
② あさひホームがBONX WORKと見守り連携で移動半減!働きやすい職場づくり実現
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000187.000020459.html
■ 記事の要約
音声コミュニケーションツール「BONX WORK」を展開する株式会社BONXが、山梨県の介護老人保健施設あさひホームにおける導入事例を公開しました。パラマウントベッド社の見守り支援システムと連携させ、国の補助金を活用して一括導入した結果、職員の施設内での移動時間が半減。情報連携がスピーディーになり、ご利用者様と直接向き合う時間を大幅に確保できるようになったという現場のリアルな声が紹介されています。
■ 人事担当者にとっての学び
「働きやすい職場環境の構築」は、最強の採用戦略であり離職防止策です。本事例が示すように、ICTツールを活用して職員の身体的・心理的な負担(無駄な移動や伝達ロス)を軽減することは、そのまま従業員満足度(ES)の向上に直結します。求職者は「自分の負担を守ってくれる設備があるか」をシビアに見ています。業務効率化への投資を惜しまない法人の姿勢は、採用市場において極めて強いアピールポイントになることを学べます。
■ 自分の事業所で検討できること
自社でインカムや見守りセンサーが未導入、または活用しきれていない場合、現場のコミュニケーション課題をヒアリングしてみましょう。国や自治体のICT導入補助金・助成金の対象となるケースも多いため、コストを抑えながら環境改善を図るプロジェクトを人事主導(または推進メンバーとして)で立ち上げることを検討してみてください。
③ いい介護の調査で判明!施設選びの鍵は「スタッフの印象」。採用と定着が稼働率UPへ
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000154.000009951.html
■ 記事の要約
株式会社鎌倉新書(いい介護)が発表した、介護施設を実際に探した家族へのアンケート調査結果です。施設探しの契機は「在宅介護の限界」が多く、約7割がインターネットで情報収集を行っています。特に注目すべきは「最終的な入居の決め手」です。費用や立地といったハード面に加え、第3位に「施設スタッフの感じがよかったから(33.9%)」、第4位に「すぐに入居ができたから(27.1%)」がランクイン。現場の対応力と受け入れ体制が、顧客の意思決定を大きく左右していることが浮き彫りになりました。
■ 人事担当者にとっての学び
入居希望者が施設を選ぶ際、「スタッフの印象」が決定打になるという事実は、人事戦略において極めて重要です。立地や設備が良くても、現場が慢性的な人手不足で疲弊し、職員に心の余裕がなければ、見学時に必ず見抜かれます。つまり「採用を成功させ、職員の定着率を上げる」ことは、単なる欠員補充ではなく、施設の稼働率(売上)に直結する最強の営業戦略なのです。また、希望者の「すぐに入居したい」というニーズに応えるためにも、平時からの安定した人員配置が必要不可欠であることを再認識させられるデータです。
■ 自分の事業所で検討できること
この調査結果を経営層や現場の管理者と共有し、「採用・定着への投資が、顧客から選ばれる最大の理由になる」という認識を社内ですり合わせましょう。その上で、施設見学時のスタッフの接遇や表情を見直し、必要であれば「見学者対応の接遇・ロールプレイング研修」を人事主導で企画してみてください。職員の笑顔と余裕を生み出す職場づくりが、採用と集客の双方を成功に導きます。
④ QOLサービス妹尾氏登壇!介護業界を勝ち抜く採用・定着・生産性向上の戦略セミナー
URL: https://www.pt-ot-st.net/index.php/seminar/detail/105738
■ 記事の要約
株式会社QOLサービスの妹尾弘幸氏が登壇する、2040年を見据えた介護事業所の生き残り戦略セミナーの案内です。人口減少や物価高騰による環境変化の中、「現状維持」が最大のリスクであると警鐘を鳴らし、変化を成長の機会に変えるための「6つの視点」を解説。特に「採用・定着革命(若者が応募したくなる職場、人が辞めない組織文化づくり)」や「AI・生産性革命」など、具体的な実践策とロードマップが学べる内容となっています。
■ 人事担当者にとっての学び
これからの時代、人事は単なる「採用窓口」ではなく、「経営戦略の要」としての役割が求められます。「若者が応募したくなる職場とは何か」「管理者が変わることで離職率をどう半減させるか」といった本セミナーのテーマは、まさに人事担当者が直面している中核の課題です。労働力不足を外部環境のせいにするのではなく、自社のマネジメント手法や組織文化をアップデートし続ける「変革力」こそが、事業所を存続させる最大の武器になるという本質を学べます。
■ 自分の事業所で検討できること
自社の過去1〜3年の離職理由を改めてデータ化し、「管理者層のマネジメントスキル」に課題がないか分析してみましょう。必要であれば、施設長や現場リーダーを対象とした外部研修(このような戦略セミナーなど)への参加を促し、現場トップの意識改革から「人が辞めない組織文化づくり」をアプローチしていく施策を企画してみてください。
⑤ 日本初の介護施設 口腔ケア格付け制度「ゼロプロスターズ」を開始
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000100936.html
■ 記事の要約
株式会社クロスケアデンタルが、日本初となる介護施設向けの口腔ケア格付け制度「ゼロプロスターズ」を開始したというプレスリリースです。誤嚥性肺炎ゼロを目指し、施設の口腔ケアの質をミシュランガイドのように三段階の「星(★)」で評価・公開します。これまでブラックボックス化しがちだった「ケアの質」を客観的データに基づいて可視化することで、利用者の家族が安心して施設を選べる新たな基準を提供する画期的な取り組みです。
■ 人事担当者にとっての学び
サービスの質を第三者機関に評価され、可視化することは、利用者だけでなく「求職者に対する強力なアピール(USP)」になります。介護職としてキャリアアップを目指す人材は、「質の高いケアを学べる環境」「誇りを持って働ける専門性の高い施設」を探しています。「三つ星を獲得している施設」という客観的な評価は、他社との差別化を図り、成長意欲の高い優秀な人材を引き寄せるための強力な採用ツールとして機能することを認識すべきです。
■ 自分の事業所で検討できること
自社のケア(口腔ケアに限らず、自立支援や看取りケアなど自社の強み)が、外部から見て分かりやすく可視化されているか点検しましょう。もし独自の強みがあるならば、こうした外部の評価制度や認証制度(くるみんマークや各種優良法人認定などを含む)を積極的に取得し、求人媒体やホームページのファーストビューで力強くアピールする方針を打ち出してみてください。
今週の介護業界の人事・採用に関する注目ニュース5選、いかがでしたでしょうか。
最新の介護テックが集う展示会情報から、ICT活用による業務負担の軽減、さらには「スタッフの印象」が施設の稼働率を左右するという実態調査まで、幅広いトピックをご紹介しました。これらの事例から共通して見えてくるのは、「現場の働きやすい環境づくりと、その魅力の積極的な発信こそが、最強の採用・定着戦略になる」ということです。
人事ご担当者様が新しい知識を吸収し、現場のマネジメントや採用手法を少しずつでもアップデートしていくことは、間違いなく会社全体の成長と安定への大きな貢献に繋がります。他社の優れた取り組みを柔軟に取り入れることで、自社の離職を防ぎ、理想的な採用成功を実現することは十分に可能です。
まずは今回のニュースの中から、ご自身の事業所で今日から検討できそうな「小さな一歩」を一つ見つけてみてください。皆様の真摯な取り組みが実を結び、素晴らしい人材とのご縁が広がることを心より応援しております。
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