〚介護トピックス〛介護施設内にミニ神社

群馬県の介護施設で館内に『ミニ神社』が設置されました。

この”ミニ神社”はコロナ禍で介護施設の入居者の負担が少ない初詣を実現するために館内に設置されたそうです。

施設の入居者にとっては「気軽に参拝できる」「施設内でも正月気分を感じられる」と好評だそうです。

こういった取り組みは、入居者だけでなく、協業している神社にとってもメリットがある取り組みだといえるでしょう。

神社にとっては地域で神社のことを認知してもらえる機会が増えたり、サービスを利用する方が増えたりすることにつながるためです。

このように利用者のために館内を充実させる取り組みというのは、協業先にとっても実施する意味や意義を見出しやすい取り組みだといえます。

そう考えた際、季節イベント以外にも介護施設の中で地元企業のサービスを誘致する取り組みについて、介護施設側から地域の様々な企業へも打診がしやすいといえるでしょう。

「貴社にとっても○○のメリットがあるため、ぜひ当施設の館内でサービスを実施しませんか」と営業活動ができるためです。

介護施設内において他の業界の企業がサービスを提供する事例としては下記のものが考えられます。

・介護施設内で美容やネイル、マッサージなどの出張理美容サービスを実施する

・介護施設内でアパレルショップが服の出張販売サービスを実施する

・介護施設内で小売店が飲食物や小物の出張販売を実施する

・介護施設内で喫茶店が出張カフェを実施する

また、こういった地域における介護業界の関係人口を増やす取り組みは、業界で働く人材を増やすことにもなるため、中長期的には介護施設の採用活動につなげることも可能です。

介護施設の経営者・人事担当者の皆様は、施設内で地元企業と連携したサービス提供ができるものがないかについて一度洗い出してみてもいいでしょう。


【”ミニ神社”ができた介護施設の取り組み取材記事は➡】https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/220044