〚保育トピックス〛”読みメン”という新しい職種
全国で絵本の読み聞かせを行なっている『読みメン』という職種の方々の子ども向けイベントが大阪府で実施されました。
“読みメン”とは、子どもに絵本を読み聞かせる男性のことをさし、”イクメン”という言葉のように新しい男性の教育参加の形として注目を集めています。
実際に全国の図書館では、”読みメン”による子ども向けイベントが多数実施されるようになってきています。
こういったキャッチーな呼称の職種が世の中に浸透していくと、保育業界が注目されるきっかけになるかもしれません。
特に”声の仕事”については、昨今よく若者の間では話題になる仕事の一つとなっています。
ラジオパーソナリティのように、顔を隠して話芸をベースに活躍するYouTuberやVtuber、インスタグラマーといった声を使った仕事が身近なものになってきているためです。
今後は”読みメン”きっかけで保育業界に就職する若者が出てくるかもしれません。
“読みメン”という言葉の浸透に関しては保育業界一丸となって盛り上げていけると、よりこの流れを加速させていくことができるでしょう。
保育施設の経営者や人事担当者の皆様が”読みメン”の浸透について支援できることとしては下記の事項が考えられるでしょう。
⓵ 施設の採用活動時に男性保育士の読み聞かせに関する業務を”読みメン”というキーワードを使用して求職者向けに訴求を行う
② 園児向けに絵本の読み聞かせイベント実施時に”読みメン”というキーワードを使用する
③ 施設の男性保育士が子ども向けに業務として読み聞かせを実施する際に、”読みメン”というキーワードを使用して説明する
④ 地域向けに”読みメン”に関するイベントを実施する
また、”読みメン”については今メディアに取り上げられやすいワードの一つとなっているため、施設としてメディア露出を図るために”読みメン”というワードを使用した事業やイベントを検討してもいいかもしれません。
ぜひ一度この”読みメン”というキーワードを普段の保育施設の運営の中で意識いただければと思います。
【”読みメン”のイベントに関する取材記事は➡】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000043389.html