〚障害トピックス〛こども参観日の効果
福島県の障害者支援施設が子ども達に障害者支援の仕事を知ってもらうための「子ども参観日」を実施しました。
施設の職員の子ども達が仕事を通じて障害者への理解を深めるための取り組みです。
また、職員が自身の家族に仕事の内容を知ってもらうことで、より働きやすい環境をつくることも目的の一つだそうです。
子ども達が幼少期より、障害者支援の仕事を知ることは、若いうちから障害分野への興味関心を持ってもらえるようになるだけでなく、将来の就業選択のタイミングで福祉施設への就職を選択肢に入れてもらえる可能性が高くなります。
なぜなら、人は就職の際に自分が知っている職業の中から仕事を選ぶ可能性が高いといわれているためです。
子どもの時から福祉施設の仕事を知ってもらうための取り組みは、地域における障害分野の仕事を志す若者を増やすことに繋がります。
ぜひ福祉業界の人事担当者の皆様は、従業員満足度向上のためだけではなく、業界の就業人口増加、及び中長期的な施策としての自事業所の人材確保のために「子ども参観日」を検討いただければと思います。
【子ども参観日を実施した福祉施設の取り組み事例は➡】https://minpo.jp/news/moredetail/2022081899799