〚障害トピックス〛商店街の装飾物を障害者が制作

東京のJR中央沿線の商業施設で障害者が制作したクリスマスビジュアルデザインの装飾物や販促物が施設のクリスマスイベントにあわせてエントランスに飾られています。

こういった取り組みは商業施設を通じて、地域の中で福祉業界のことを地域の人材に知ってもらえるきっかけとなります。

地域の人材が福祉業界のことを日常生活の中で知っていると、それだけ就職・転職の際に福祉業界を選択してもらえる可能性が高まります。

福祉業界が地域で認知されることは、福祉事業所にとっては中長期的な採用活動にもつながります。

また、この取り組みは商業施設側にとってもいくつかのメリットがあります。

商業施設の福祉事業所との提携メリットとしては以下の事項があげられるでしょう。

① SDGsや社会貢献事業に関する取り組みを行っていると対外的にPRができる

② ①を通じて、SNSやWebサイト、各種メディアで取り組みを取り上げてもらえる可能性がある

③ 地元密着型の取り組みを通じて商業施設の取り組みが地域に認知され、新たな集客につながる

福祉事業所の経営者・人事担当者の皆様は商業施設からのイベント時のコラボレーションに関する提案を待っていてもいいかもしれないですが、事業所自ら商業施設にこういった取り組みを提案してみることをお勧めします。

商業施設側にもメリットがある取り組みであるため、福祉事業所の皆様も自信を持って提案ができることでしょう。

ぜひ一度地域の中で障害者が制作したものを活用できる場所がないかを探してみていただければと思います。


【障害者が制作したクリスマスビジュアルデザインの装飾物の取り組み取材記事は➡】https://8dabe.com/2022/12/15/sozogakko-4/