〚介護トピックス〛”押し活”で要介護度改善
Jリーグのサポーター活動を通じた”推し活”で高齢者の要介護度が改善された事例がいま話題になっています。
Jリーグに夢中になることは高齢者にとっては新しい趣味を見つけるきっかけになったり、外出する機会になったり、様々な新しい行動様式を通じて、日々の生活をより豊かにすることが可能だそうです。
この取り組みは地域での観客動員数を増やしたいJリーグ側にとっても、サッカーに関わる人口を増やすことが可能であるため、メリットがあるプロジェクトになっているそうです。
また、このJリーグを通じた”推し活”プロジェクトは参画している介護施設にとってもメリットがある取り組みとなっています。
具体的な介護施設のメリットとしては以下の事項があげられるでしょう。
① 利用者の要介護度が改善されることで、職員の負担が減る
② 利用者に熱中できるものができることで利用者の心理状況が前向きとなり、接する職員も心理的にポジティブになれる
③ 施設のレクリエーションの一つとして、Jリーグやサッカーに関わるコンテンツを用意することができる
④ Jリーグとコラボレーションすることで、他の介護施設とのサービスの差別化ができる
⑤ Jリーグに関わる活動を通じて地域とのつながりができる
⑥ サッカーに興味関心がある若者を自事業所に採用できる可能性ができる
このようにJリーグとコラボレーションするメリットはたくさんあるといえるでしょう。
こういった取り組みは何もJリーグに限定する必要はないかもしれません。
たとえば、地域によっては野球やバレー、バスケットなど、他のスポーツの方が自事業所があるエリアとの相性がいいかもしれません。
ぜひ介護業界の人事担当者の皆様は自事業所でスポーツに関するコラボレーションが何か実施できないかということについて検討をいただければと思います。
【Jリーグの”押し活”を通じて、要介護度が改選された事例は➡】https://beauty.oricon.co.jp/news/2249465/full