〚ニュース〛保育業界

□福祉人事.comのSNSでも注目ニュースを配信中!
Instagram / X(旧Twitter) / Facebook
★今なら完全無料で人材採用!シニア向け求人サイト「キャリア65」を要チェック!★
このページでは、福祉業界の「保育分野」に関わるニュースを紹介していきます
■本ページのアジェンダ
・保育業界の週ごとの注目ニュース一覧
2026年10月19日~10月25日の注目ニュース

保育業界において、慢性的な人材不足や職員の定着率向上は、多くの施設が直面している重要課題です。「どうすれば自園の魅力が求職者に伝わるのか」「職員が安心して長く働ける職場環境をどうつくるか」と、日々の採用活動や組織づくりに頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
採用を成功させ、組織全体のパフォーマンスを高めていくためには、自園の中だけで試行錯誤するだけでなく、保育業界の最新ニュースや他園の先進的な取り組み(ベストプラクティス)をキャッチアップし、自園の運営に活かしていく視点が欠かせません。
今週の保育業界ニュースでは、余った給食の冷凍自販機販売による子育て家庭支援や、地域ボランティアと連携したユニークな絵本読み聞かせ、園児自身がSOSを出す方法を学ぶ安全教室、さらにはロールプレイを取り入れた不適切保育防止・メンタルヘルス研修、スマホ1台から始めるSNS採用ワークショップなど、人事・採用や現場運営のヒントになる5つの注目トピックを取り上げます。
それぞれのニュースの要約とともに、「人事担当者にとっての学び」や「自分の事業所で検討できること」を分かりやすく解説しますので、ぜひ明日からの採用活動や職場環境改善にお役立てください。
① 幼稚園の給食を自販機で冷凍販売 子育て家庭の食事作りをサポート【新潟・十日町市】
URL:https://www.uxtv.co.jp/ux-news/20261019-ux-012/
■ 記事の要約
新潟県十日町市にある「愛宕幼稚園」にて、提供前に余った給食をマイナス35℃で急速冷凍し、園の自動販売機で販売する全国的にも珍しい取り組みが2026年9月17日からスタートしました。この取り組みは食品ロスの削減だけでなく、「仕事帰りにスーパーへ寄って夕食を作るのが大変」「調理中に子どもが寝てしまい、栄養のある食事をとらせることができない」といった共働き家庭などの保護者の切実な声に応えるために考案されたものです。自動販売機では、カレーやサバのみそ煮、おやつのさつまいもの蒸しパンなど、栄養バランスが考慮されたメニューが週1回程度の入れ替えで販売されています。湯せんで温めるだけで手軽に提供でき、価格も良心的であることから保護者より高い評価を得ています。また、無添加で薄味の味付けであるため、園では子育て世帯だけでなく地域の高齢者など幅広い方々への利用も呼びかけています。
■ 人事担当者にとっての学び
このニュースから学べる最大のポイントは、「既存の資産(園の給食)を活かした地域貢献が、結果として強力な採用ブランディングになる」という点です。求職者が職場を選ぶ際、「その園が保護者や地域からどのように信頼されているか」「社会的な課題(今回の場合は食品ロスや共働き世帯の孤立・負担)に対してどのような姿勢で取り組んでいるか」は非常に重要な判断基準になります。 また、視点を変えれば、自園で働く職員の中にも「仕事と家庭の両立」に悩み、帰宅後の夕食づくりに負担を感じている人は少なくありません。保護者向けの支援であると同時に、園の資源を活用して「働く人の生活を支える仕組み」をつくる発想は、職員の福利厚生やワークライフバランスの改善を考える上でも非常に参考になるアプローチです。
■ 自分の事業所で検討できること
いきなり急速冷凍機や自動販売機を導入することは設備投資の面でハードルが高い場合もありますが、「自園の強みや余剰リソースを、保護者・地域・そして自園の職員に還元できないか」という視点で業務を見直すことができます。 たとえば、自園の栄養士が考案した「時短・栄養満点レシピ」を保護者や職員向けに共有したり、給食の試食会や食材の共同購入、あるいは職員向けの「まかない・持ち帰り制度(衛生管理ルールを策定した上での活用)」など、福利厚生としての食支援を検討してみてはいかがでしょうか。また、こうした「子育て家庭や職員の暮らしに寄り添う取り組み」を自園の採用サイトやSNSで発信することで、園の温かい理念に共感する求職者からの応募意欲を高めることができます。
② 八戸市のボランティア書道教室・俊文書道会が初めて作った「書の絵本」を幼稚園で読み聞かせ
URL:https://news.ntv.co.jp/category/culture/rad647de9a854445f897e27c868f1337c8
■ 記事の要約
青森県八戸市で活動するボランティア書道教室「俊文書道会」の会員9名が地元の「千葉幼稚園」を訪れ、同会が初めて制作した「書の絵本」の読み聞かせを行いました。俊文書道会は、障がいのある人とない人が共に創作活動に取り組み、書や表現を楽しんでいる団体です。今回の訪問では、単なる絵本の読み聞かせにとどまらず、地元出身のタレントである十日市秀悦さんの手ほどきを受け、会員たちが物語に沿って出演する寸劇やエレキギターの演奏などを交えた発表を行いました。園児たちは剣を使った劇の演出などに大いに喜び、会員たちと心を通わせる温かく楽しい交流の時間を過ごしました。
■ 人事担当者にとっての学び
保育現場では「季節の行事やイベントの準備が職員の大きな負担になっている」という課題がよく聞かれます。今回の千葉幼稚園の事例は、地域のボランティア団体や多様なバックグラウンドを持つ方々を園に招くことで、「職員の過度な準備負担を増やさずに、子どもたちへ本物の表現や多様性に触れる豊かな体験を提供できる」ことを示しています。 また、障がいの有無にかかわらず共に活動する団体との交流は、園児の心の成長につながるだけでなく、職員にとってもインクルーシブな視点(共生社会のあり方)を学ぶ貴重な機会となります。地域社会と積極的に関わり、外部の力を上手に借りながら開かれた保育を実践する姿勢は、風通しの良い組織文化をつくる上で大切な要素です。
■ 自分の事業所で検討できること
自園の年間行事や日常の保育プログラムを見直し、「すべてを自園の職員だけで企画・準備しようとしていないか」を点検してみましょう。地域のボランティア団体、音楽や書道・アートなどのサークル、シニアの地域活動グループなどと連携することで、職員の業務負担を軽減しながら、行事の質やバリエーションを高めることができます。 さらに、地域の方々やシニア世代が園に出入りする機会を増やすことは、将来的な「保育補助スタッフ」や「子育て支援員」「調理・清掃・送迎スタッフ」などの採用につながるタッチポイント(接点)づくりにもなります。地域との交流イベントをきっかけに、「この園の雰囲気が好きだから手伝いたい」という地域人材の発掘につなげる仕組みをぜひ検討してみてください。
③ 「クラクション、3歳児の力で鳴らせる?」万が一の車内閉じ込めに備え、園児が“自ら助けを求める方法”を学ぶ「たすけてブーブー」安全教室を大阪の幼稚園で初開催
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000166056.html
■ 記事の要約
2026年10月16日、大阪市住吉区の「英明幼稚園 住吉」にて、車内に閉じ込められた際に子ども自身がクラクションを鳴らして助けを求める方法を学ぶ「たすけてブーブー」安全教室が大阪で初めて開催されました。大阪府内でも過去に送迎バス内の置き去り事案が確認されている背景を踏まえ、同園の園児約100人が参加しました。当日はジャグバンドによる音楽を交えた絵本『ぶたすけのラッパ』の読み聞かせでSOSの出し方を学んだ後、園バスやダイハツ提供の車両(タントカスタム)を使い、実際にクラクションを鳴らす体験を行いました。今回は3歳児(年少)の参加が多く、片手では十分な力が入らない子どもたちが、両手や水筒を使ってクラクションを押し込む方法を実践しました。同園では日頃から担任・添乗職員・運転手による複数回の車内確認と園長への書面報告を徹底していますが、万が一の事態に備えて子ども自身が身を守る行動を学ぶ機会として実施されました。
■ 人事担当者にとっての学び
送迎バスの安全管理をはじめとする園の危機管理体制は、保護者の信頼だけでなく「求職者が安心して応募できるかどうか」を左右する極めて重要な要素です。保育業界で働く人々にとって、「万が一の重大事故が起きないか」「自分ひとりの確認漏れで取り返しのつかない事態にならないか」というプレッシャーは非常に大きなストレス要因となります。 英明幼稚園のように、「担任・添乗員・運転手・園長へとつなぐ複数人でのダブル・トリプルチェック体制の仕組み化」を徹底した上で、さらに「外部の安全教室を取り入れて子ども自身の自助力を高める」という幾重ものセーフティネットを張る姿勢は、職員の心理的負担を和らげ、組織としての安全文化を定着させる模範的な取り組みと言えます。
■ 自分の事業所で検討できること
まずは自園における送迎バスや園外保育時の安全確認フローが「個人の注意力」に依存していないか、複数人でのチェックと報告の仕組みが形骸化していないかを再点検しましょう。その上で、今回の事例のように実車を使ったクラクション体験や、絵本・音楽を通じた楽しい安全教育を園内行事として取り入れることを検討してみてください。 また、採用活動においては、求人票や園見学の際に「当園ではこのような複数名でのチェック体制と、外部連携による安全教育を徹底し、職員がひとりで不安を抱え込まない安全管理を行っています」と具体的に伝えることが効果的です。安全対策の見える化は、真面目で責任感の強い求職者ほど「ここなら安心して長く働ける」と感じる強いフックになります。
④ りんごっこ保育園 第4回「不適切保育防止・メンタルヘルス研修」を開催 “それぞれの立場”を体験し、支え合う保育を考える
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000163501.html
■ 記事の要約
社会福祉法人絆友会は、東京都東村山市の認可保育所「りんごっこ保育園」(運営:社会福祉法人林檎の木)にて、第4回「不適切保育防止・メンタルヘルス研修」を開催しました。当日は10名の保育者が参加し、座学だけでなく、実際の保育現場を想定した実践型ロールプレイを実施しました。参加者は「怒っている保育者役」「子ども役」「介入する保育士役」の3つの立場に分かれて演技を行い、子どもが感じる恐怖や不安、感情的になっている保育者の心理状態、そして第三者としてどのように介入すべきかを多角的に体感しました。研修で特に重視されたのは、感情的になっている職員を責めるのではなく、周囲が「先生、代わります」と声をかけて助け舟を出すことです。不適切保育を個人の問題として片付けず、職員同士の支え合いとメンタルヘルスケアによって未然に防ぐチームづくりについて深く意見交換が行われました。
■ 人事担当者にとっての学び
「不適切保育の防止」と「職員のメンタルヘルスケア」をセットで扱っている点が、人事・労務の観点から非常に本質的です。現場で不適切な関わりが生じてしまう背景には、職員個人の資質だけでなく、業務の逼迫や精神的な孤立、プレッシャーなどが潜んでいるケースが少なくありません。単に「不適切保育をしてはいけません」という禁止事項の通達(座学)だけでは、現場は萎縮し、かえってストレスを抱え込んでしまいます。 ロールプレイを通じて「誰でも感情的になり得る」「だからこそ『先生、代わります』と声をかけ合えるチームにしよう」という共通認識をつくることは、職場の心理的安全性を高め、職員のバーンアウト(燃え尽き症候群)や早期離職を防ぐ上で極めて有効なアプローチです。
■ 自分の事業所で検討できること
自園の園内研修を見直し、「聴くだけの研修」から「立場を入れ替えて体験し、対話するロールプレイ型研修」へのアップデートを検討してみましょう。特に「感情的になりそうな場面で、他の職員がどう自然にフォローに入るか(『先生、代わります』の合言葉づくりなど)」を事前にルール化・練習しておくことは、明日からでも現場で実践できる取り組みです。 また、りんごっこ保育園が掲げる「担当クラスだけでなく、園児全員の保育者である」という意識づけや、オープンスペースでの相互フォロー体制は、人員配置やフロア運営を考える上でも参考になります。面接や求職者面談の場でも、「当園では職員を孤立させず、チームでフォローし合う研修や仕組みを整えている」と伝えることで、人間関係に不安を持つ求職者の背中を押すことができます。
⑤ 保育・療育施設のSNS採用を支援!TikTok・Instagram活用ワークショップを11月16日に宇都宮で開催
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000142.000043301.html
■ 記事の要約
保育業界に特化した人材サービスを全国展開する株式会社アスカは、SNSマーケティングを手掛ける株式会社LOCLEと連携し、2026年11月16日に栃木県宇都宮市にて、保育・療育施設の運営者や採用担当者を対象とした無料ワークショップ「『見たくなる』園の魅力発信」を開催します(定員20法人限定)。近年、園児募集や職員採用において、求人票の文章だけでは伝わりにくい「園の雰囲気」や「職員の日常」を届ける手段としてTikTokやInstagramが注目されています。一方で、多くの施設が「どんな動画を作ればいいかわからない」「掲載ルールや炎上対策に不安がある」といった課題を抱えています。本ワークショップでは、特別な機材を使わずスマートフォン1台で実践できる動画制作手法から、採用につながるSNS戦略、炎上防止策、さらには無料の個別相談会まで、現場に寄り添った実践的なノウハウが提供されます。
■ 人事担当者にとっての学び
同社の別調査でも「保育士が応募前に知りたいのは求人票より『実際に働く職員の話』」「園見学が応募判断に大きく影響する」というデータが出ている通り、現在の採用市場では「視覚的・リアルな情報発信」の重要性がかつてないほど高まっています。給与や休日といった条件面だけでは他園との差別化が難しい中、TikTokやInstagramのショート動画を通じて「職員同士が笑顔でやり取りしている様子」や「園の温かな日常」を発信することは、入職後のミスマッチを減らし、園のカルチャーに共感する人材を惹きつける強力な武器になります。 また、高価な機材や外注費をかけずとも「スマホ1台」と「正しい運用ルール(個人情報保護・炎上対策)」があれば自園で内製化できるという点は、採用コストの最適化を目指す人事担当者にとって見逃せないポイントです。
■ 自分の事業所で検討できること
まずは自園の採用広報にSNS(InstagramやTikTokなど)が活用できているか、また更新が止まっていないかを確認しましょう。もし「何を投稿すればいいかわからない」「プライバシーや炎上が怖くて踏み出せない」という状態であれば、今回のニュースのような外部の無料ワークショップやセミナーに人事担当者や現場の広報係が参加してみることをおすすめします。 園内で始める際の第一歩としては、子どもたちの顔が映らなくても伝わるコンテンツ(例:「自慢の給食メニュー紹介」「製作物のアイデア紹介」「保育士カバンの中身や1日のスケジュール紹介」「職員への1分インタビュー」など)からスマホで撮影してみるのが安全かつ効果的です。さらに、SNSで園の魅力を発信しつつ、幅広い世代の求職者にアプローチするために、コストのかからない無料求人サイト等と組み合わせて母集団形成の窓口を広げていくことも併せて検討してみましょう。
いかがでしたでしょうか。今週は、保育業界における「地域・保護者との新しい関わり方」「安全管理と職員のメンタルヘルスケア」「SNSを活用した最新の採用広報」など、多角的な視点から学べる5つのニュースをご紹介しました。
改めて、今週のニュースから得られる人事・採用のポイントを振り返ってみましょう。
1.自園の資源(給食など)を活かした子育て支援・地域貢献は、園の信頼と採用ブランディングを高める
2.地域のボランティアや外部人材との連携により、職員の業務負担を抑えつつ豊かな保育体験と採用の接点をつくる
3.複数人でのチェック体制と外部の安全教室を組み合わせることで、職員が過度なプレッシャーをひとりで抱え込まない安全文化を築
4.不適切保育の防止は「個人の注意」ではなく、「先生、代わります」と声をかけ合えるチームづくりとメンタルヘルスケアで実現す
5.求職者が知りたい「職場のリアルな雰囲気」は、スマホ1台から始められるSNS(Instagram・TikTok)で効果的に発信する
人材不足を解消し、選ばれる園づくりを進めていくためには、「今いる職員の心理的安全性や働きやすさを守ること(定着支援)」と、「園の魅力を正しく発信し、多様な人材にアプローチすること(採用手法のアップデート)」の両輪を回していくことが重要です。
また、保育現場の業務負担を軽減し、チームで支え合う体制をつくるためには、常勤の保育士だけでなく、豊富な人生経験や子育て経験を持つシニア世代の力(保育補助、子育て支援員、調理、清掃、送迎スタッフなど)を積極的に活用することも非常に有効な解決策のひとつです。
「自園でも幅広い世代の採用に力を入れたい」「コストを抑えて新たな採用チャネルを開拓したい」とお考えの方は、無料で求人掲載ができるシニア向け求人サイト「キャリア65」もぜひご活用ください。初期費用・掲載費用0円で始められるため、SNSでの魅力発信とあわせて活用することで、人手不足解消の強力な一歩となります。
👉 無料で求人掲載ができるシニア向け求人サイト「キャリア65」の詳細はこちら https://career65.net/com/plan.html
来週も、保育業界の人事・採用や施設運営に役立つ最新ニュースをお届けします。ぜひ日々の業務のヒントとしてご活用ください!

★今なら完全無料で人材採用!シニア向け求人サイト「キャリア65」を要チェック!★


