〚障害トピックス〛VRで障害を疑似体験
東京都の中学校でVR(仮想現実)を使った発達障害の人の感じ方を学習する授業が実施されました。
百聞は一見にしかず、でこのようなVRを活用した体験イベントはよりリアルに障害者や高齢者の感じ方を体感することができます。
最近では、こういったVRを使ったイベントが増えてきていますが、実はこういったイベントは自治体や業界団体だけではなく、一事業者でも実施可能な取り組みでもあります。
自事業所でVRコンテンツをつくったり、VR機器を購入するのはハードルが高いかもしれませんが、いまは障害者や高齢者の五感に関する体験コンテンツが入ったVRソフトやVR機器をレンタルしてくれる会社が多数あるためです。
こういったVRソフトやVR機器を専門の会社から借り、採用活動でも使う福祉事業者が出てきています。
新卒採用において、学生向けの福祉業界の説明会でこういったVRソフトやVR機器を活用できると学生の業界への理解促進につながります。
また、『VRを活用した採用説明会』というキーワードは学生にとってもキャッチ―にうつることでしょう。
デジタルネイティブ世代であるいまの若年層にもより新規感を持った採用活動を実施することが可能になります。
ぜひ福祉業界の人事担当者の皆様はVRソフトやVR機器を活用した地域向けの体験イベントや授業、採用イベントについて検討をいただければと思います。
数年後にはVR体験イベントを活用した採用活動が当たり前の時代がくるかもしれません。
【VRを活用した中学校での発達障害の体験授業の記事は➡】https://www.tokyo-np.co.jp/article/204373